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十一月の言葉

「難があるから有難い」

 

 孫の母親が二、三日不在の為、父親が子供たちの世話をしていた。

 「洗濯も風呂掃除も皿洗いもあるから早くしなさい」と叱ったところ、「ママは毎日それを全部やっているのヨ!」と逆にたしなめられたらしい。

 「当たり前」と「有難い」は反対の言葉なのに、今ある幸せを当たり前と思い込み、反省なき生活を続けている。

 そして不測の出来事が起こるたびに当たり前でなかったと知らされる悲しい存在に今不思議な事(当たり前でない事)が起きてあなたは行かされているのですよと仏様はおっしゃって下さいます。

 人も社会も当たり前と流されている状況をかえり見て有難いと暮らせる世の中に成って欲しいものです。

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